 |
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
|
|
|
 |
|
物心ついた頃から、おじいちゃんと一緒に檀家さん回りをしていました。いろんな家でいろんな話を聞き、それに答えているおじいちゃんをすごいと思いました。
それぞれの家庭がいろんな悩みや不満、家族関係のズレのようなものがあり、そんな話しを聞いててもらう場所が寺やお坊さんだったんです。
昔は、子供からご老人、ボーイスカウトやご近所の人たちが寺に集っていましたので、世代を越えた交流が、地域コミュニティの基本だと言うことを体感しました。
そんな環境で育ったせいか「まず、人の話を聞くことの大切さ」を、子供の頃から感じていました。
お年寄りには智恵があり、子供たちは地域の宝です。子供たちやお年寄りの話しを、まず大人たちが真剣に聞くこと。これが教育と福祉の第一歩だと思います。 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
小学生の時は野球選手になりたくて、中学校では野球部に入ると、決めていました。しかし、校内暴力や学級崩壊などが社会問題になっていた頃で、親に私学に入れられ、そこには野球部がなかったんです。
もう、ショックでした。寺の跡取りとしてのスパルタ教育や勉強も子供の頃はあたりまえと思っていました。でも、野球ができないことで、「違う人生」への強烈な願望が芽ばえたんです。
しかし、おじいちゃんが危篤になり、「お兄ちゃん、後は頼むで」の最後の言葉に、「まかしとき」と答え、それが遺言になってしまいました。遺言には逆らえません。
一番多感な小・中・高校の頃、やりたいことができないジレンマ、親からの期待と反発、みんなが体験することだと思います。
今の子供たちは、自分の将来に明るいをイメージを持てないと言います。しかし、僕たちの時代より、ずっと自由です。自由の中から、将来を作り上げていくことの楽しさを、教育の現場で体験できるのがベストです。そのためには、教員の資質と指導力の向上のための実践研究が必要です。
また、教育現場だけでなく、いろんな人と接することで、社会とのかかわりを体験できます。平成17年秋の「全日本体操選手権」や平成18年の「国体」の開催が、若者たちの夢をのばせる体験になればと思います |
|
 |
|
 |
|
 |
|
大学では、教育心理学を専攻し、養護教諭の小・中・高校の1級免許を取得しました。仏教から見た心と、心理学から考えた精神の両面を学びました。特に、養護学校の教育実習で学んだことは貴重な体験でした。
私がいじめ問題にかかわるのは、いじめを見逃すことが、子供にとっても、将来の社会全体にとっても大きなツケを回すことになるからです。
学生時代にいじめられたという深い傷を癒すには長い年月がかかり、将来にわたって負い目を引きずることになり、さらに、登校拒否、自殺にまで追い込まれると、取り返しがつきません。
幼児虐待や少年犯罪の問題も、子供の頃の心の傷が大きくかかわっています。いじめを他人事と傍観している人、いじめを見逃し、放置している大人に対しても、心の闇が見え隠れするのです。
教育の現場だけでなく、地域の将来の問題として取り組むべきとだと考えます。
|
|